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サブカルチャー評論/レビュー/日常

『俺の彼女と幼馴染が修羅場すぎる』3話における「境界線のサッシ」と幼馴染の動き

 先日の記事でも紹介したように、サッシは境界線として機能する。1,2話で「越えられない壁」として出てきたサッシが3話では「越えるべき壁」として出てきた。予想通りである。その辺りを少し解説していきたい。


幼馴染はサッシを越える

 注目は幼馴染とサッシの位置関係。3話では幼馴染のみがサッシを越える=境界線をまたぐ動きをします。その方向は2種類。まず現在のシーンで「主人公から逃げる方向」。次いで過去の回想で「主人公に近づく方向」。両シーン共に、主人公の位置は常に主人公の家の中。感情の揺れ動きと同じく彼等の動きもドラスティックになっていきます。幼馴染は揺れ動き、主人公はその場で悩む。佇むのは境界線のサッシ。


主人公はサッシを越えるか?

 結論を言いましょう。越えます。物語的に、演出的に、今後越えなければなりません。2話で主人公はサッシを越えましたが、それは①ヒロインを置き去りにする演出と②主人公/幼馴染の関係の安定性を示したものだったから。物語が動いた今、サッシは大きな壁として主人公の前に立ちはだかります。


ハンバーグの変化

 主人公が過去に作ったハンバーグはいびつなものだった。そのシーンとオーバーラップするように、現在の見事なハンバーグのカットが挿入される。この演出もサッシの演出と同様に今後を予感させるものとなっている。(もちろん一義的な解釈をするなら単なる時間経過の演出なのだが。)


まとめ

・今後のサッシと主人公の位置関係に要注目

 必ず「主人公がサッシを越える」描写が入ることでしょう。またヒロインがサッシを越える展開も予想されます。さて、どうなることやら。